メイン機だと色々な作業が同時にできなくて、小さなストレスだったのですが、このたび低スペックのサブパソコンを購入〜!!!ようやくBepopPC EXをインストールすることができました!もうほぼBepop専用機。

常に安い中古を探しているとはいえ、わざわざ古い機種やカット専用マシン(CM機)を購入して比較とかもしたし、シートやリボン、消耗品もほぼ全種購入してるし、最後にパソコンですよ。Bepopの研究に、今までいくらつぎ込んだか恐ろしい。どんだけBepop好きなんだよ自分、って思う。さすがに 笑
BepopPCがDXF形式に対応
すみません。他の追加機能がどうとか、一切興味がないのでわかりません。ただただ試したいのはDXFデータの読み込みのみ!
なんだそりゃ、な方もいらっしゃると思うので、一応説明しますが、Bepopは現在、Illustratorなどのベクターデータを直接読み込むことができないという、カッティングマシンらしからぬマシン。
Illustratorデータを読み込みたければ、「BMP画像に変換→カットライン変換」するしかなく、この変換の時点で、許しがたい歪みが発生することも。データによっては、せっかくのカッティングマシンなのに、ハンドカットしたような出来になってしまうこともあるわけです。
これが、BepopPC EXで、ようやくDXFという、CADの形式が直接読み込めるようになった、というわけで、とても楽しみだったのです((o(´∀`)o))ワクワク
BepopPCにDXFを取り込む
IllustratorでR13で書き出し
早速やっていきます〜。Illustratorのファイルを開いたら、保存ではなく「ファイル」→「書き出し」で、DXFの「R13」にチェックして書き出します。

ヘルプによると、バージョンは「R12」「R13」のみ読み込めるそうで、Illustrator書き出しでは「R13」しか選べなかったので。あ、これはIllustrator CS2の画面です。WindowsはCS2しか持ってないのですが、単純データなので十分だと思います。
ちなみに。Macのイラレで書き出し→Winに持ってきたDXFデータは読み込めないものが多かったので、全てWin上での作業推奨。
BepopPC EXでインポート
BepopPC EXで、「インポート(I)」→「DXFファイルの取り込み(D)」で、保存したDXFファイルを選択して読み込みます。

この時、形式を色々いじったら読み込めないことが多かったので、デフォルトで。うまくいくと…こんな風にデータが読み込まれます。なんだこの適当な図は。

そしてこれをカットラインに変換するのかな?( ´∀`)
あれ?でもグレーアウトしてて選択できないよ?(・∀・)
そうか。まずシンボルに登録するのか!
…あれ?あれ?こっちもグレーアウトでできないよ?( ;∀;)
あれ?
あれ?
…
【悲報】BepopPCのDXFは、プリント専用だった
正直、混乱中 笑
よく見ると、ヘルプには、
・カットラインにはできません
・シンボル登録はできません
とありました。そう。これって、プリント専用機能なんですね。更に、精度100%じゃないから、という注意書きまでw
なぜわざわざこんな機能をつけたのか。何に使えというのか…。正直わけがわかりません。もちろん、ロゴやイラストは読み込めるわけですが、プリントだけなら、BMPを直接貼り込んで(変換せず)プリントすれば、すごーくキレイだしねぇ…
カットラインに変換ができなければ、読み込んだイラストのまわりをダイカットする、といったこともできません。この時点で、おそらく、「BMP以外の形式でもプリント用イラストを読み込めるようになったYO」というだけじゃないの〜?
…と落ち込んでいたら、一つだけ、BMPより優れたところを発見しました!

個別に色が変えられるんです!BMP(未変換)の場合、リボン色を指定することはできますが、見た目は黒のまま変わりませんでしたから。ということは、細かい絵柄の場合、変換よりもデータが軽くなるのかもしれませんね。
でも、…EXで、一番すごい機能が追加されたと思うのに、MAXさん、そこは全然大きく宣伝しないの?って思ってたんですが、こういうことだったとは。
というわけで、CPMユーザーにはちょっぴり朗報、CMユーザーには悲しいお知らせとなりましたので、引き続き、オリジナルデータがうまくできなかった方、ぜひぜひ変換サービスをご利用ください 笑