ビーポップは高い?
業務用ラベルマシンのお値段
ビーポップのCPMシリーズは、対応用紙が10cm幅の粘着シートだけなのでカッティングマシンやプリンタは比較対象にならず、ラベル専用マシンと比べるにはなかなかの高機能と、ちょっと特殊なマシン。これが高いのか安いのかがわかりません。あえて用途が同じようなものを探してみると…。
自動ラミネートなど、性能が大きく違いますが、同じようなサイズ、目的の業務用ラベルマシンだと、100万から200万(@_@) 本体も1m超えと大きく、消耗品も量が多いので、小さなお店への導入は現実的ではなさそう。
自由度の高そうな塩ビにフルカラープリント&カッティングのできる溶剤系のステッカーマシンになるとこちらも100万超え。そしておそらくこちらはビーポップのようにカンタン操作というわけにはいかなそうです。
有名プリンタメーカーによるインクジェット式のラベルプリンタ、こちらはフルカラーですが定価70万超え。フリーカットはできず、定形ラベルロールを使うタイプ。
4万円代で購入できる約100mm幅に対応する感熱ラベル式のラベルプリンターは、操作がカンタンでプリントも早いですがモノクロのみ、そして定形ラベルロール。
このように、近い価格帯の比較対象はないのですが、余計な機能をそぎ落としてコンパクトに、そして操作を極限までシンプルにした使いやすさを考えると、納得価格といえそうです。
消耗品のお値段
一般的なカッティングマシン用のカッティングフィルムは、マシンサイズ幅×1mぐらいからのカット購入ができますが、ビーポップはスプロケットで送るタイプなのでロールで購入します。
通常シートなら定価でも1メーター当たり400円程度とお手頃ではありますが、純正品のシートは、ほんのちょっとだけ使いたくてももれなく15メートルやってくるのでご注意を
インクは1メーター当たりざっくり100円程度となる計算。混色のできない単色なので、ほんの一部に使いたいだけで1本買うには少々大きい出費になるかも。(そしてインクジェットサイズではないので、複数カラーを揃えるなら収納スペースも必要)
公式サイトでは、モノクロの銘板タイプで1枚約23円、ラミネート加工でで46円ほどとなっています。これは安いラベル印刷屋さんでロット1,000片以上からの単価といったところ。増えるほど単価が下がるので、同じラベルをたくさん作るなら業者オーダーがお得ですが、途中で内容が変わっても対応できてムダがでないこと、同じデータで拡大縮小自由なこと、貼りたい場所に合わせた自由な形にカットしたラベルが一枚から作れることなどが内製化の最大のメリットですね!